木粉事業
WOOD FLOUR
WOOD
FLOUR
企業価値・利益を高め、未来を支える「木粉」
木粉はコスト削減と環境保全を両立する工業原料です。企業の利益を守り、さらには事業そのものが地球環境を守る、次世代の素材として注目を集めています。
FEATURE
株式会社ヒノキが提供する木粉の特徴
01
プラスチック原料のPP(ポリプロピレン) より安価
木粉はこれまで、プラスチック原料のPP(ポリプロピレン) より安価に製造することが難しい原料でした。
理由は木粉がノコギリなどで木材を加工するときに発生する副産物であり、大量の確保が難しかったから。
特に種類の少ないヒノキは確保できる量も少なく、価格を抑えることが困難でした。
弊社では併設した製材所で発生するすべての木粉を価格を抑えて製品化し、さらには廃材となる端材も木粉にすることでより安価でのご提供を可能にしました。
02
製材所保有による材料の安定供給
木粉はもともと「ノコギリのゴミ」と言われてきた原料で、製材量によって確保できる量が限られていました。
そこで弊社では製材所を作り、必要とされた木粉の量だけ木材を加工。枝や端材を粉砕する機械も導入し、木材として使用する以外の端材はすべて木粉に加工しています。
大量の受注であっても、お客さまが求められる量を確保できる体制が整っています。
03
木粉の大きさ・木の種類・他の原料との配合はすべてオーダーメイド
木粉のポテンシャルは無限大。
ヒノキだけでなくスギやその他の木粉、PP(ポリプロピレン) など化学的な原料と混ぜて、安価にすることや性質を変えることが可能です。
さらには超微細な粒子とすることで、より精度の高い製品にも対応。環境問題への対応や企業ブランディング、また新たな商品開発に、粒の大きさ・木の種類・配合などあらゆるご依頼にお応えしています。
多様な用途が広がっています
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車のダッシュボード
プラスチック由来の原料を減らしコストを抑えるだけでなく、熱伝導率の悪い木粉を混ぜ込むことで、夏場の車内の温度上昇を防ぎます。
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食品の発泡トレー
PP(ポリプロピレン) を減らして木粉を加えることで製造コストを抑えます。またヒノキの抗菌作用により、雑菌の繁殖を防ぎます。
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漆喰
漆喰は原料の粒の大きさが美しさの決め手。粗すぎても細かすぎてもきれいな模様が作れません。弊社では「1mmで粉砕して0.5mm以下のものは取り除く」など、細やかなご要望にお応えしています。
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ねんど
天然の素材である木粉を材料にすることで、小さなお子さまにも安心してお使いいただいております。
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線香の原料
自社で加工する丸太から出た木粉を使用するため、国内のどの山で採れた何の木を使用しているかなど、トレーサビリティが可能に。やさしい香りも好評です。室内で使用する線香に、安心と安全の付加価値をご提供しています。